当園の概要

By mariaadmin, 2017年11月15日

●園長からのご挨拶
●教育方針
●幼稚園の歴史
●全国の姉妹校

園長からのご挨拶

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まりあ幼稚園では、カトリック教会の教えに基づき、ひとりひとりを神さまの子どもとして大切にし、広く緑豊かな施設のもと、のびのびと心豊かに育っていただくことを目指しています。保護者の皆様と連携して、ひとりひとりの心身の状態を日々感じ取りながら、お子さまが困難にも負けずに夢をもって生きるために大切なことを学べるよう、努力しております。

愛そのものであるキリストを宿し生んだマリアのあたたかさ、愛と和解の模範である聖フランシスコと聖コルベの心を大切にしています。

まりあ幼稚園 園長 谷崎 新一郎 神父

教育方針

キリストの教え

  • どのような子どももとても大切
  • 思いやりを大切にする子ども
  • 仲直りできる子ども
  • 感謝の心をいつも忘れない子ども
  • どのような時も神さまは見守ってくださる
  • 善悪の区別のわかる子ども

こころを育てる

  • 気づき、思いやりがあり、仲直りできる子ども
  • 責任を感じる子ども
  • 自分をはっきり出せる勇気のある子ども
  • 自主自立の精神に基づき意欲的にチャレンジする子ども
  • 想像力を豊かに広げる子ども

からだを育てる

  • 広い園庭、園舎、豊かな自然の中で、思いきり身体を動かしながら、健やかな成長を育む
  • 体育指導を取り入れ、丈夫な身体をつくる

一人ひとり異なる成長段階を見極める

職員は日々、一人ひとりの心身の状況を感じ取り、必要な体験を見極め、適切な形であたたかな支援をすることを目指しています。

やってはいけないことや一斉活動の大切さを教えつつも、子どもがその理由を理解し、前向きに受け止めてより良い行動をできるよう、一方的な命令を避け、声かけや関わりの形を忍耐強く創意工夫しています。

このため、担任が一人ひとりについて記録をとり、振り返り、明日の支援方針を考えます。

  • 園長、主任は、全園児の個人記録にすべて目を通し、担任へのアドバイスを行なっています。
  • 職員間で記録を持ち寄り、全員で各園児の状況を理解した上で、話し合い、個別の支援方針を共有します。
  • 沢山の目で子ども見て、どこに誰がいても適切な対応ができるようにしています。

保護者とのコミュニケーション

一人ひとりを理解し、上手に育てていく上で欠かせないのが、これまで我が子を見つめ育ててきた保護者の方々との連携です。

子育てについて内容上、子どもの前では話せない場合もあります。その場合、手紙や電話などで保護者の方と連絡を取り合って、保育効果を上げていきたいと考えています。希望する保護者の方には、ほぼ毎週面談日を設け、園での様子や家庭での変化などを伝え合い、相談いたします。

1カ月に2回ほど、園長と保護者との分かち合い(ファミリアトーク)も開催しております。
子育て全般の相談や、園への質問、疑問、保護者同士の子育て情報交換などの場になっております。

縦割り保育

年長児は、年中または年少児と共に年間を通して兄弟関係の関係を結び、折りにふれ交流をもっています。

年長の子どもたちは、自分が年少や年中のときに年長児からやさしく支えられたように、自然に年下の園児に接し、責任をもち、思いやりを示しています。年少児と年中児も、少しずつ思いやりと責任感を学んでいます。

毎日の絵本の読み聞かせ

情報と音が溢れる時代に暮らす現代の子どもたちは、映像情報に偏りがちで、人の声に集中して耳を傾けるという力が衰えてきています。

紙芝居、絵本にはじまり、素話、童話の読み聞かせなど、子どもたちに耳からだけの情報でイメージを膨らませる活動に力を入れています。

周囲からの雑音のない静かな雰囲気の教会の中で、楽しいお話ばかりでなく、時には悲しい話にも触れ、情緒豊かで聞く力、集中力のある子を育てたいと願っています。

たっぷり自由遊びの時間を確保

充分に自分らしさを発揮し、クラスを越え、多様な人間関係を体験し深めるために、まりあ幼稚園では、広い園庭と園舎で自由遊びの時間を多くとっています。

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それぞれが自分を出し、交流が盛んになれば、当然、ぶつかり合いも出てきます。これは、社会生活を学び成長するのに欠かせない大事な経験のひとつです。子どもたちは、自分の気持ちを表現しながらも、他の子の気持ちも受けとめつつ、どのようにしたら仲良く楽しく過ごせるか、試行錯誤しながら学んでいきます。将来、社会の中でどう生きていったらいいかを学ぶ、小さくても大事な一歩をたどっています。

このように人と交わるための取り組みが、まりあ幼稚園の園児の元気、あたたかさ、やさしさを育む要素の一つになっています。

みんなで一緒に豊富な経験を

一斉活動では、季節の行事を取り入れながら、成長段階に応じた活動を行います。クラスや学年の友だちと互いに刺激し合い助け合いながら、成長する姿が見られます。

  • 絵画造形活動はクレヨン、絵の具、鉛筆、はさみ、のり、折り紙、粘土など、色々な画材・素材に触れ表現を楽しみます。その中で、感覚・表現力を豊かに身につけていきます。
  • 体操教室は週一回講師を招き、マット運動、鉄棒、縄跳び、跳び箱など、体をいっぱい動かして身体能力の向上を図り、丈夫な身体づくりを目指します。
  • 音楽表現では、朝帰りの歌、季節の歌、聖歌など毎日様々な歌を歌い心を豊かに開きます。その他、色々な楽器にチャレンジし、年中からは週一回のピアニカ活動も行い、楽しく親しみます。
  • お遊戯や劇の活動では、クラスの一員として友だちと協力しながら、自分の役割・責任を果たして創作・表現し、クリスマスに発表会を行います。
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どの活動も過程を大切にしながら取り組み、苦手な事にも少しずつ挑戦して達成感や自信に繋がるように年間を通して計画・支援します。

また、挨拶、衣服の着脱、排泄、食事、身の回りの整理整頓などの生活習慣についても、年間の計画を立てながら、年齢や成長段階に応じた声掛けを行っています。

特色

感謝し互いの幸せを願う

始業式、終業式、七五三、初詣、誕生会など、折りにふれ敷地内の教会を訪ねます。みんなで感謝の気持ちを表し、互いの幸せを願います。

一年に一度の大事な誕生日

誕生会は誕生月の園児の保護者の方々を招いて、成長について感謝し、幸せを願います。誕生月の親子の祝福の式を行います。

一人ひとりを大切にするために

園児一人ひとりの記録を持ち寄って、話し合い、保育者全員が、個々の段階や個性の共通理解に努めています。
そのため、朝礼、終礼前の振り返りや通常保育中の職員の連携はもちろん、1カ月に一回、個人記録会議を開いています。いつでも、誰でも、一人ひとりに適切な対応が出来るようにしています。

のびのびと

都内でもかなり広い園舎、園庭、豊かな自然の中で、自分の好きな遊びに熱中する時間を多くとっています。

せまい枠を超える交わり

クラスを越え、学年を越えた交流を大切にしています。
多様な人間関係の体験を通し、喜怒哀楽を感じ、自分の気持ちを表現しながらも他の子の気持ちを大切にし、上手にコミュニケーションする力をつけ、人生を生き抜く力を育てる事を目指しています。

豊かな自然の中で

年間を通して園内の自然に触り、嗅ぎ、味わい、変化を感じる経験を重ね、自然と仲よしになります。花々を愛で、様々な虫を探すこともでき、種々の野菜の栽培、柿もぎ、くるみ拾いなどができます。
園外では芋掘りも行います。泥んこプールでの泥遊びも人気です。

幼稚園の歴史

コンベンツアル聖フランシスコ修道会について

コンベンツアル聖フランシスコ修道会について

本園の設立母体は、カトリック教会のコンベンツアル聖フランシスコ修道会です。この修道会は、約800年前にイタリアにおいて、アシジの聖フランシスコによって設立されました。

聖フランシスコは、裕福な家に生まれ、若い頃は戦争で手柄を立てて騎士になろうとしました。しかし、神さまから導かれて徐々にもっと大きな心に開かれ、すべての人と自然界のすべてのものを神さまによって造られた大切な兄弟姉妹とし、優しくいたわり、神さまと人、人と人とが和解できるように努めました。そのため、富も名誉も安定した生活も手放しました。こうして、「平和の人」と呼ばれています。

コルベ神父について

コルベ神父について

日本にコンベンツアル聖フランシスコ修道会の活動をもたらしたのは、ポーランド人の聖マキシミリアノ・コルベです。

彼は、1930年に長崎に到着し、仲間たちと共に、とりわけ『聖母の騎士』という雑誌を発行して、聖母マリアさまとイエスさまに満ちる深い愛情を伝えることに尽力し、質素な生活を営みました。6年後に帰国しますが、第2次世界大戦中にナチスに捕らえられ、アウシュヴィッツ強制収容所で、死刑を宣告された人の身代わりになり、1941年に47歳の生涯を閉じました。

学校法人聖コルベ学園は、キリストと聖母マリアの心を基礎にしながら、聖フランシスコ、聖コルベの理念を引き継いでいます。(詳しくはこちら)

学校法人聖コルベ学園まりあ幼稚園

学校法人聖コルベ学園まりあ幼稚園

昭和39年(1964)12月24日、クリスマスの前日の日付で東村山市にまりあ幼稚園設立の申請書が提出され、翌年2月16日に認可されました。その後、園庭の一角に聖母像を安置したルルドが完成しました。1995年に学校法人となり2005年に園舎が改築され、2015年で50周年を迎えることになりました。

全国の姉妹校