7月の聖句

聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いように。

ヤコブの手紙 1章19節
園長 永尾 稔

 聖書の言葉は、私たちに色々な教訓を与えてくれます。この手紙の著者は、パレスチナに住んでいた、12使徒のヤコブとは別のヤコブです。ヤコブの手紙は、ローマ帝国内に散らばっていた神の民に宛てられた手紙で、教訓としての役割を果たしています。「聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いように。」という、教訓を参考にしながら、私たち大人が、友人や子どもたちの話を途中で口を挟んだり、怒ったりしないで、最後まで充分に聞き、一緒に答えを見つける事が出来るように努力しましょう。
 さて、1学期も残り1ヶ月となりました。幼稚園では、プールを使った体操指導が始まりました。年少組の子どもたちも水を好きな子も苦手な子も水遊びを楽しんでいます。体操指導以外でも水遊びをしますが、今年は、雨の日や寒い日が続き、残念ながらプールを使った遊びがあまり出来ていません。なお、毎年のようにお知らせしていますが、子どもたちの健康を考え、使った水は毎回は流し、掃除をしてシートを被せ、使用する朝に水を入れていますのでご安心ください。これから、1日でも多くプールでの水遊びが出来る気候になって欲しいと願っています。おそらく、7月になりますと暑い日が続くと思われます。先にも書きましたように、プール以外にも水遊びをしますので、夏服や下着類の着替えの補充をお願いいたします。
 ところで、7月は、1学期の締めくくりとして、夕涼み会や年長組のお泊まり保育が予定されています。子どもたちが楽しみながら準備が出来るように、教職員が常にサポートしながら、保育に励みたいと思います。
 これからも、保護者の皆様方のご協力をお願いいたします。