2018年10月の聖句

「子らよ、父の諭しを聞け。」
箴言 4章1節
園長 永尾 稔
 旧約聖書の中に登場するソロモン王は、ダビデ王の息子として、イスラエル王国の基礎を築いた偉大な王です。ソロモン王は、神から何でも与えると言われた時、地位・名誉・財産よりも民衆を正しい方向に導くための智恵を求め、与えられました。この箴言の書でソロモン王は、「子らよ、父の諭しを聞け。分別をわきまえるために、耳を傾けよ。」と語り、「何をするにも先ず、父なる神の言葉を大切にするように」と諭しています。私たちも、時には心を落ち着け、「今、何を成すべきか」、「子どもたちにとって、何が必要なのか」と、考えてみることも大切ではないでしょうか。
 ところで、今年も、地震や台風、そして、ゲリラ豪雨のために、日本全国で、沢山の被害が発生しました。被災された方々が、1日も早く復興されることを願いたいと思います。幼稚園では、緊急時の対応を考えながら保育を行っています。これからも、子どもたちの安全を考えながら過ごしたいと思います。 
 さて、間もなく運動会が開催されます。雨の日も晴れた日も毎日、園庭やホールを使って、練習をしています。段々と疲れが溜まって、体調を崩す子どもも出てくる頃です。幼稚園では、子どもたちの様子を見ながら、無理のない程度で練習を続けて行きますので、保護者の皆様も、ご家庭での子どもたちの体調管理をお願いいたします。
 ミニ運動会や運動会当日、お手伝いをしてくださる保護者の皆様をはじめ、準備や片づけをお手伝いしてくださる保護者の皆様、ご協力をよろしくお願いいたします。そして、運動会当日は、結果や順番だけではなく、子どもたちの頑張りに、暖かい声援と拍手を送ってくださいますよう、お願い申し上げます。