幼稚園について

幼稚園について

聖フランシスコ幼稚園はカトリック協会の教えに基づき、のびのび、心豊かに育っていただくことを目指しています。1957年創立の歴史ある幼稚園です

園長よりご挨拶

幼児期の教育は、友だちとの関わりを通して、他者との信頼関係を築いていく「人間の一生の基盤が作られる」といっても過言ではない程、大切な時期です。この時期に、両親や保育者からの温かい愛を受け、友だちとの関わりを通して、他者との信頼関係を築いて行くことになります。当園の建学の精神「和と善」は、人間の存在のすべては、神さまからの贈り物であることに感謝し、人と和み、仲良くする「和」の心で、神さまから自分に贈られた「善」を人々と分かち合うことによって、本当の生きる喜びを感じるということです。

園の教育方針

  • キリスト教的愛の精神に基づいて、人間として最も大切な情操教育を行う
  • 恵まれた広い園庭でのびのびと遊び、心と身体を育む
  • 友だちとの関わりを通じて切磋琢磨し、生きる喜び、生きる力を培う
  • 意欲的に生活し、聴く・話す・考える力を養う
  • 園内の自然とのふれあいを通じて、感性を磨くように育てる

保育目的

本園、学校教育法の定めに従って、幼児の心と身体の発達を助長し、さらに宗教的情操教育によって、人格形成をはかることを目的とし、創立者聖フランシスコが提唱された「平和と善」を建学の精神に、社会に役立つ誠実で明るい幼児を育成することをめざしております。

手をさしのべよう

経営母体である修道会創立者のアッシジのフランシスコは、神様から愛されていることに気づき「平和と善」を提唱し「神様の道具」という信念をもって、周りにいる貧しい人困っている人に手をさしのべて愛されていることを感じさせました。「神様の道具」として自分の周りにいるお父さん、お母さん友だちにいつでもすすんで手をさしのべることを子どもたちに伝えています。

コルベ神父について

1930年に長崎に来たポーランド人のコルベ神父は、長崎の町はずれの山の斜面に修道院を開き、「無原罪の聖母の園」と名づけ、清貧生活を営みながら宣教と学園教育に専念する傍ら「聖母の騎士」の発行をしました。6年後に帰国したコルベ神父は第2次世界大戦でナチス軍に捕らえられ、アウシュヴィッツ強制収容所にて、死刑を宣告された人の身代わりになり、1941年に47歳の生涯を閉じました。聖コルベ学園はコルベ神父によって基礎が作られ、コルベ神父の理念を引き継いでいます。

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コンベンツアル聖フランシスコ修道会について

本園の設立母体は約800年前にイタリア・アシジの聖フランシスコによって創立された、カトリック・コンベンツァル聖フランシスコ修道会です。聖フランシスコは清貧の中で、あらゆる人を愛し、神によって作られた大切な兄弟姉妹として、動物や自然を優しくいたわり、生命の尊さと平和を説き「平和と善の人」とも讃えられています。